“ひとはけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一刷47.6%
一刷毛42.9%
一彩毛9.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野と山にはびこる陽炎かげろうを巨人の絵の具皿にあつめて、ただ一刷ひとはけなすり付けた、瀲灔れんえんたる春色が
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
泣粧きふしやうしたにのみうす白粉おしろい一刷ひとはけして、ぐいとぬぐく。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
色は一刷毛ひとはけ紺青こんじょうを平らに流したる所々に、しろかねの細鱗さいりんを畳んでこまやかに動いている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その上不思議な事にこの画家は、蓊鬱おううつたる草木を描きながら、一刷毛ひとはけも緑の色を使っていない。
沼地 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
空色暗く一彩毛ひとはけ
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
空色暗く一彩毛ひとはけ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)