トップ
>
いっさつ
ふりがな文庫
“いっさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一札
41.9%
一颯
19.4%
一拶
19.4%
一冊
9.7%
一刷
3.2%
一刹
3.2%
一殺
3.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一札
(逆引き)
「そうとも、そうだとも、やっぱりお国のためだ」
壮
(
わか
)
い男を見て、「お国のために、
一札
(
いっさつ
)
をとるのだ、さあ、書きやがれ」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いっさつ(一札)の例文をもっと
(13作品)
見る
一颯
(逆引き)
俄然
(
がぜん
)
、士卒は
譟
(
さわ
)
ぎ始めた。こう来ればこう出る当然な歩みをして来ながら、われにもあらぬ眼をみはって、
一颯
(
いっさつ
)
、冷風に吹かれるや否、
惣勢
(
そうぜい
)
足なみを
竦
(
すく
)
み止めた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっさつ(一颯)の例文をもっと
(6作品)
見る
一拶
(逆引き)
最上の戦には一語をも交うる事を許さぬ。
拈華
(
ねんげ
)
の
一拶
(
いっさつ
)
は、ここを去る八千里ならざるも、ついに不言にしてまた不語である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっさつ(一拶)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
一冊
(逆引き)
お金が小やかましいので、日用品以外の物と云ったら、自分の銭で買う身のまわりの物まで遠慮しなければならない中を、恭二がお君のために買って来てくれたたった
一冊
(
いっさつ
)
の雑誌である。
栄蔵の死
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
いっさつ(一冊)の例文をもっと
(3作品)
見る
一刷
(逆引き)
梭の音ははたとやんで、女の
瞼
(
まぶた
)
は黒き
睫
(
まつげ
)
と共に
微
(
かす
)
かに
顫
(
ふる
)
えた。「凶事か」と叫んで鏡の前に寄るとき、曇は
一刷
(
いっさつ
)
に晴れて、河も柳も人影も元の如くに
見
(
あら
)
われる。梭は再び動き出す。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっさつ(一刷)の例文をもっと
(1作品)
見る
一刹
(逆引き)
天下の興廃は叡山
一刹
(
いっさつ
)
の指揮によって、
夜来
(
やらい
)
、
日来
(
にちらい
)
に面目を新たにするものじゃと思い
籠
(
こ
)
めたように、
娓々
(
びび
)
として叡山を説く。説くは
固
(
もと
)
より青年に対する親切から出る。ただ青年は少々迷惑である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっさつ(一刹)の例文をもっと
(1作品)
見る
一殺
(逆引き)
たれか知ろう、この
舞手
(
まいて
)
がたったいま、
一殺
(
いっさつ
)
の
利剣
(
りけん
)
をもって、
幾生
(
いくしょう
)
のいのちを救って出て来たものとは。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっさつ(一殺)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
いつさつ
ひとは
ひとはき
ひとはけ