トップ
>
一冊
>
いっさつ
ふりがな文庫
“
一冊
(
いっさつ
)” の例文
旧字:
一册
いつも何か本を
一冊
(
いっさつ
)
——たとえばカイダノーフの
万国史通
(
ばんこくしつう
)
など——を持って出るのだったが、それをめくってみることはめったになく、とてもたくさん
空
(
そら
)
で覚えていた詩を
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
お金が小やかましいので、日用品以外の物と云ったら、自分の銭で買う身のまわりの物まで遠慮しなければならない中を、恭二がお君のために買って来てくれたたった
一冊
(
いっさつ
)
の雑誌である。
栄蔵の死
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「それやアこのほうがおもしろいよ。日本外史とは物が
異
(
ちが
)
う。
昨夜
(
ゆうべ
)
僕は梅田先生の処から借りてきてから読みはじめたけれどおもしろうて止められない。僕はどうしても
一冊
(
いっさつ
)
買うのだ」といって
嬉
(
うれ
)
しくってたまらない風であった。
非凡なる凡人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
冊
常用漢字
小6
部首:⼌
5画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥