トップ
>
夜来
ふりがな文庫
“夜来”の読み方と例文
旧字:
夜來
読み方
割合
やらい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やらい
(逆引き)
中務ノ宮は、奈良街道をふたたび馬にムチ打って、南都東南院の法務
聖尋
(
しょうじん
)
の許へ、
夜来
(
やらい
)
のてんまつ、並びに、勅のお旨をつたえに馳せた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一切も
綺麗
(
きれい
)
に始末されていた。
其所
(
そこ
)
いらには
汚
(
よご
)
れ
物
(
もの
)
の影さえ見えなかった。
夜来
(
やらい
)
の記憶は跡方もない夢らしく見えた。彼は産婆の方を向いた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
事件急迫のために、宿直室で
雑魚寝
(
ざこね
)
をしていた係官一同は「カフェ・ネオンに第三の犠牲者現わる」という急報に叩き起されて、
夜来
(
やらい
)
の睡眠不足も一時にどこへやら消しとんでしまった。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
夜来(やらい)の例文をもっと
(16作品)
見る
“夜来”の意味
《名詞・形容動詞》
昨夜以来。
ここ数夜。
(出典:Wiktionary)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業
検索の候補
昨夜来
夜見来
“夜来”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
北原白秋
林芙美子
江戸川乱歩
海野十三