“聖尋”の読み方と例文
読み方割合
しょうじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中務ノ宮は、奈良街道をふたたび馬にムチ打って、南都東南院の法務聖尋しょうじんの許へ、夜来やらいのてんまつ、並びに、勅のお旨をつたえに馳せた。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後醍醐ご自身か、藤房か、聖尋しょうじんか。——ともあれ、その朝のことは、全山の将士にもすぐひろまった。そして
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僧の聖尋しょうじんは、下総。殿ノ法印良忠は、加賀の前司預け。おなじく俊雅しゅんがは長門へ。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)