“利剣”のいろいろな読み方と例文
旧字:利劍
読み方割合
りけん50.0%
つるぎ16.7%
わざもの16.7%
リケン16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不動明王の木像が、その右手に持った降魔ごうま利剣りけんで、金貸叶屋かのうや重三郎を突き殺したという、江戸開府以来の大騒ぎがありました。
銭形平次捕物控:130 仏敵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
人は利剣つるぎふるへども
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ココニ大坂ヲメテヨリ以来四十九年ノ春秋ヲ送ルコト、昨日ノ夢ノ如シ、世間之相、事時之相ヲ観ズルニ、生死ノ去来キヨライ有為転変ウヰテンペンノ作法ハ、電光朝露ノ如シ、タダ一セイ称念シヨウネン利剣リケン
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)