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利腕
ふりがな文庫
“利腕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ききうで
74.3%
きゝうで
25.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ききうで
(逆引き)
と飛んで出た御家人崩れの勘弁勘次、苦もなく
利腕
(
ききうで
)
取ってむんずと伏せる。味噌松は赤ん坊のような泣声を揚げた。彦兵衛は起き上って
釘抜藤吉捕物覚書:03 三つの足跡
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その右の手には、早くも
匕首
(
あいくち
)
が光っていた。が、与四郎は、軽捷な忠直卿にわけもなく
利腕
(
ききうで
)
を取られて、そこに捻じ伏せられてしまった。
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
利腕(ききうで)の例文をもっと
(26作品)
見る
きゝうで
(逆引き)
この様子を見るとツカ/\と出て来まして、正孝の胸倉を取ってる舁夫の
利腕
(
きゝうで
)
を押えました、舁夫は痛いから手を放すと
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼は
巧
(
うま
)
く備へてやれば彼女を打ち倒すことも出來たのであるが、打たうとはしなかつた——たゞ取組むばかりであつた。結局彼は彼女の
利腕
(
きゝうで
)
をとつてしまつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
利腕(きゝうで)の例文をもっと
(9作品)
見る
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
“利腕”で始まる語句
利腕捉
検索の候補
其利腕
利腕捉
腕利
“利腕”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
矢内原忠雄
中里介山
三遊亭円朝
吉川英治
作者不詳
大倉燁子
林不忘
樋口一葉
谷崎潤一郎