“叶屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かのうや50.0%
かなふや30.0%
かなうや10.0%
かなふ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不動明王の木像が、その右手に持った降魔ごうま利剣りけんで、金貸叶屋かのうや重三郎を突き殺したという、江戸開府以来の大騒ぎがありました。
銭形平次捕物控:130 仏敵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
それから木戸番の傳六は、日頃お銀を追ひ廻して居たやうだが、輕業かるわざがはねる前に身體が明いて、横町の叶屋かなふや樽天神たるてんじんを極め込んでゐる。
不動明王の木像が、その右手に持つた降魔かうま利劍りけんで、金貸叶屋かなうや重三郎を突き殺したといふ、江戸開府以來の大騷ぎがありました。
銭形平次捕物控:130 仏敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「用心深いな、尤も叶屋かなふの番頭は、金之助のことを、顏見知りと言つたやうだな」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)