“かなふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
加納50.0%
叶屋25.0%
嘉納25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爭ひ兄弟親子しんし疎遠になりかたき同士と摺れ合ふよりは幸福なりなど思ひつゞくるうち鵜沼うぬまも過ぎて加納かなふに着きしが此間このあひだの景色川あり山あり觀音坂といふ邊など誠に面白き所なりし岐阜の停車塲ステーシヨンの手前の料理店にりて晝を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
「用心深いな、尤も叶屋かなふの番頭は、金之助のことを、顏見知りと言つたやうだな」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
しかして供物くもつの火未だわが胸の中に盡きざるさきに、我はこの獻物さゝげもの嘉納かなふせられしことを知りたり 九一—九三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)