“うけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
受容33.3%
受納19.0%
享入14.3%
誓約9.5%
于瓊4.8%
享容4.8%
嘉納4.8%
感受4.8%
烏鶏4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へりくだる心、素直な心、受容うけいれる心、それはむしろ無学な者、貧しき者によけい恵まれている徳ではないでしょうか。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
鑑賞の時、どうしても意味を一つにめなければならぬとせば、やはり女が男にむかって云った言葉として受納うけいれる方がいいのではあるまいか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
空想文学に対する倦厭けんえんの情と、実際生活から獲た多少の経験とは、やがて私にも其の新らしい運動の精神を享入うけいれる事を得しめた。
弓町より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
また沮授そじゅ郭図かくと、高覧、張郃ちょうごう于瓊うけいなどという家臣も、みな天下に知られた名士である。どうして、彼の陣容を軽々と評価されようか
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから享容うけいれた或る純真さはあったかも知れないが、他面に於て前に述べた伝統から享容れた欠点のある事も否めない事実であるから、これからは一切の不純な気持
◯さてエリパズらは命ぜられし如く燔祭を献げ、エホバはヨブを嘉納うけいるるに至った。その時ヨブは三友人のために祈った(九、十節)。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
かたわら絵画の知識をも得ようとしたものであったが、性来物を感受うけいれる力に富むところから、三吉などの向いて行こうとする方面にも興味を感じている。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
烏が鶏に生ませたによって形は母、音は父に似る故烏鶏うけいと名づくと聞いた。