“享入(うけい)” の例文
空想文学に対する倦厭(けんえん)の情と、実生活から獲(え)た多少の経験とは、やがて私しにもその新らしい運動の精神を享入(うけい)れることを得しめた。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
空想文学に対する倦厭(けんえん)の情と、実際生活から獲た多少の経験とは、やがて私にも其の新らしい運動の精神を享入(うけい)れる事を得しめた。
弓町より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
同じ見方から、「我々近代人は」というのを「我々性急(せっかち)な者共は」と解した方がその人の言わんとするところの内容を比較的正確にかつ容易に享入(うけい)れ得る場合が少くない。
性急な思想 (新字新仮名) / 石川啄木(著)