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受納
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うけい
ふりがな文庫
“
受納
(
うけい
)” の例文
好いものでありさえすれば
仮令
(
たとえ
)
いかなる人の有っているものでも、それを
受納
(
うけい
)
れるに
躊躇
(
ちゅうちょ
)
しなかったほど、それほど心の
渇
(
かわ
)
いていた捨吉は
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鑑賞の時、どうしても意味を一つに
極
(
き
)
めなければならぬとせば、やはり女が男にむかって云った言葉として
受納
(
うけい
)
れる方がいいのではあるまいか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
それだから此歌でも、現代の読者にまでそう予備的な心構えがなくも
受納
(
うけい
)
れられ、
極
(
ご
)
く単純な内容のうちに純粋な詠歎のこえを聞くことが出来るのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
あだかも成熟した樹木の
生命
(
いのち
)
を胸一ぱいに自分の身に
受納
(
うけい
)
れようとするかのように。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
結句を推量とするか、希望とするか、鑑賞者はこの二つの説を
受納
(
うけい
)
れて、相比較しつつ味うことも
亦
(
また
)
可能である。そしていずれが歌として優るかを判断すべきである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
醤油
(
しょうゆ
)
のことをムラサキという。
餅
(
もち
)
のことをオカチンという。
雪隠
(
せっちん
)
のことをハバカリという。そういうことを私は素直に
受納
(
うけい
)
れて今後東京弁を心掛けようと努めたのであった。
三筋町界隈
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“受納”の意味
《名詞》
受 納 (じゅのう; サ変動詞)
(金品などを)受け取り、受け入れること。
(出典:Wiktionary)
受
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
“受納”で始まる語句
受納下