“誓約”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいやく37.5%
ウケヒ12.5%
うけい12.5%
ちかひ6.3%
ちか6.3%
ちかい6.3%
うけひ6.3%
かねごと6.3%
カネゴト6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしそれが日頃の誓約せいやくや態度とちがって、裏切るようなことでもあったら、嘲笑わらってやろうという気振けぶりさえ見えないこともない。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此が一転すると誓約ウケヒと言ふ形になる。呪言を発する者に対して、標兆を示す者は幽界の者であつた。両方で諷誦と副演出とを分担して居る訣である。
天地てんちの二しん誓約うけいくだりしめされた、古典こてん記録きろく御覧ごらんになれば大体だいたい要領ようりょうはつかめるとのことでございます。
なんとしてその誓約ちかひふたゝ地上ちじゃうもどらうぞ、そのつまはなれててんから取戻とりもどしてたもらずば?……なぐさめてたも、をしへてたも。
誓約ちかった仲! ……よこしまの恋などではござりませぬ! ……それを横恋慕などと! ……
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
よつて天のヤスの河を中に置いて誓約ちかいを立てる時に、天照らす大神はまずスサノヲの命のいている長い劒をお取りになつて三段にち折つて
かたきどしなれば誓約かねごとをも人並ひとなみにはげがたく
若しも之を神楽などに利用すれば、今度来る時への誓約カネゴトとして利いて来る。草苅る事を禁ずる形式の歌は、此型を外にして、まだ幾つかの違つた形を持つて居る。