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気振
ふりがな文庫
“気振”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣振
読み方
割合
けぶり
57.1%
けぶ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けぶり
(逆引き)
貧乏咄をして
小遣銭
(
こづかいせん
)
にも困るような
泣言
(
なきごと
)
を能くいっていても、いつでもゾロリとした
常綺羅
(
じょうきら
)
で、困ってるような
気振
(
けぶり
)
は少しもなかった。
斎藤緑雨
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
もしそれが日頃の
誓約
(
せいやく
)
や態度とちがって、裏切るようなことでもあったら、
嘲笑
(
わら
)
ってやろうという
気振
(
けぶり
)
さえ見えないこともない。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気振(けぶり)の例文をもっと
(24作品)
見る
けぶ
(逆引き)
が、おくびにもそんな
気振
(
けぶ
)
りは見せなかった。彼等に知られるのが厭で、装うた無頓着さが、彼の態度を忽ち、ぎごちなくした。
日は輝けり
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
だが、そんなことは
気振
(
けぶ
)
りにも見せなんだ。己は人並の恋なぞ出来る身体ではなかったのだ。この世のことは何もかもあきらめ果てていた。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
気振(けぶ)の例文をもっと
(18作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
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