“氣振”のいろいろな読み方と例文
新字:気振
読み方割合
けぶり80.0%
けぶ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明神下の早春の朝陽は、まことに快適で、お長屋の風情は貧乏臭くとも、『大變ツ』などといふ氣障きざつぽいものの氣振けぶりもなかつたのです。
うまく行つたらものにしようとする氣振けぶりを見せる者もあつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
平次も少し呆氣あつけに取られました。先刻までは、そんな事を氣振けぶりにも見せず、平次に縋り付かぬばかりに、敵を討つてくれと泣いた安右衞門です。