“誓紙”の読み方と例文
読み方割合
せいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、能動的になんの策もしていないようでいて、いつのまにか、自分の手に、もう二十名近い者の血判した誓紙(せいし)を納めていた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
書(か)けと仰(おつ)しやれば起證(きせう)でも誓紙(せいし)でもお好(この)み次第(しだい)さし上(あげ)ませう、女夫(めをと)やくそくなどと言(い)つても此方(こち)で破(やぶ)るよりは先方樣(さきさま)の性根(せうね)なし、主人(しゆじん)もちなら主人(しゆじん)が怕(こわ)く親(おや)もちなら親(おや)の言(い)ひなり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
どんな合戦(かっせん)も、一枚(まい)の、熊野権現(くまのごんげん)の誓紙(せいし)で、矛(ほこ)を収(おさ)めることができた。神をなかだちにして誓(ちか)えば、大坂城(おおさかじょう)の濠(ほり)さえうずめた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)