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誓約
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ウケヒ
ふりがな文庫
“
誓約
(
ウケヒ
)” の例文
此が一転すると
誓約
(
ウケヒ
)
と言ふ形になる。呪言を発する者に対して、標兆を示す者は幽界の者であつた。両方で諷誦と副演出とを分担して居る訣である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
すさのをの命は、
興言
(
コトアゲ
)
の神であり、
誓約
(
ウケヒ
)
の神である。祓除・鎮魂の起原も、此神に絡んでゐるのは、理由がある。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此常世神の一行が、春毎の
遠世浪
(
トコヨナミ
)
に揺られて、村々に訪れて、村を囲む庶物の精霊を圧へ、村の平安の
誓約
(
ウケヒ
)
をさせて行つた記憶が、山国に移ると変つて来た。
山のことぶれ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
常世の神の呪言に対して、精霊が
返奏
(
カヘリマヲ
)
しの誓詞を述べる様な整うた姿になつて来る。精霊は自身の生命の根源なる土地・山川の威霊を献じて、叛かぬことを
誓約
(
ウケヒ
)
する。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“誓約”の意味
《名詞》
誓 約(せいやく)
約束すること。また、その約束。
(出典:Wiktionary)
誓
常用漢字
中学
部首:⾔
14画
約
常用漢字
小4
部首:⽷
9画
“誓”で始まる語句
誓
誓言
誓文
誓紙
誓願
誓書
誓願寺
誓詞
誓盟
誓文払