“遠世浪”の読み方と例文
読み方割合
トコヨナミ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此常世神の一行が、春毎の遠世浪トコヨナミに揺られて、村々に訪れて、村を囲む庶物の精霊を圧へ、村の平安の誓約ウケヒをさせて行つた記憶が、山国に移ると変つて来た。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)