“誓書”の読み方と例文
読み方割合
せいしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「仰せには、出陣と共に妻子を質として鎌倉へのこして行け。また、誓書せいしょの神文を出せと、こう、二ヵ条のおいい渡しであったわえ」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
内蔵助の旅館をたずね、誓書せいしょを入れて義徒の連盟に加わった。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
で、この三組の者にかぎって、同役以外の家すじとの養子縁組が固く禁じられて、みな神文血判しんもんけっぱんの御誓書せいしょを上げてある。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)