“せいしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
清書40.0%
聖書33.3%
誓書26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面喰った課長の前に、小学生のお清書せいしょの様な大文字の辞表を投げつけて、ぐっと溜飲りゅういんを下げた宗三は、まだ午前十一時というに、大手を振って帰って来た。
接吻 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ペテロの命日めいにちは、十月四日でした。その日になると、毎年、村の人たちは仕事をやめて、教会にいったり、聖書せいしょを読んだりするのでした。その日を、ペテロの日といいました。
丘の銅像 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
内蔵助の旅館をたずね、誓書せいしょを入れて義徒の連盟に加わった。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)