“きよがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
清書75.0%
浄書25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豪家ごうけが退転をするというほどの火事のうちでも、両親で子の大事がる雛だけ助けたほど我ままをさした娘に、いいのこした遺言とかで、不思議に手習をする、清書きよがき草紙に、人知れず
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
人々手をわけて浄書きよがきすみぬれば、五つ輪の円座、居ずまひ直して、総数四十幾首より各々好める歌ぶり十首ばかえらみ入るゝなり。朗唱の役は我、煙草に舌荒れて声思ふやうに出ず。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)