“浄書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きよがき50.0%
じょうしょ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々手をわけて浄書きよがきすみぬれば、五つ輪の円座、居ずまひ直して、総数四十幾首より各々好める歌ぶり十首ばかえらみ入るゝなり。朗唱の役は我、煙草に舌荒れて声思ふやうに出ず。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
出し「この目録の中にて民間から買い得らるるものはこの際買入れとうございます。しかし浄書じょうしょせねばならぬ分は明年十一月か十二月頃また出て来ますから、その時にお与え下されば好都合であります」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)