“溜飲”の読み方と例文
旧字:溜飮
読み方割合
りゅういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
締め殺してでもやったら、どんなにいい気持ちでおもしろくて溜飲りゅういんが下がるかわからねえ。あの金持ちの奴らをよ、みんな残らずさ。
中には、不義の富を積んでいる者を襲って、有り金を奪い取り、それを正統の持主にかえして溜飲りゅういんを下げたりすることもありました。
お使いにたって持ってくときもありましたが、見ていてグッと溜飲りゅういんがさがっちゃうので、かまうもんですか、やっちゃいなさいよ。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)