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溜飲
ふりがな文庫
“溜飲”の読み方と例文
旧字:
溜飮
読み方
割合
りゅういん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りゅういん
(逆引き)
締め殺してでもやったら、どんなにいい気持ちでおもしろくて
溜飲
(
りゅういん
)
が下がるかわからねえ。あの金持ちの奴らをよ、みんな残らずさ。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
中には、不義の富を積んでいる者を襲って、有り金を奪い取り、それを正統の持主に
還
(
かえ
)
して
溜飲
(
りゅういん
)
を下げたりすることもありました。
銭形平次捕物控:096 忍術指南
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お使いにたって持ってくときもありましたが、見ていてグッと
溜飲
(
りゅういん
)
がさがっちゃうので、かまうもんですか、やっちゃいなさいよ。
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
溜飲(りゅういん)の例文をもっと
(79作品)
見る
“溜飲”の意味
《名詞》
胃の中に食物が滞り、酸っぱい液が込み上げること。
(出典:Wiktionary)
溜
漢検準1級
部首:⽔
13画
飲
常用漢字
小3
部首:⾷
12画
“溜”で始まる語句
溜
溜息
溜池
溜飮
溜塗
溜間
溜涙
溜漉
溜場
溜桶
“溜飲”のふりがなが多い著者
佐々木味津三
中里介山
近松秋江
壺井栄
吉川英治
内田魯庵
谷崎潤一郎
有島武郎
野村胡堂
江戸川乱歩