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溜飮
ふりがな文庫
“溜飮”の読み方と例文
新字:
溜飲
読み方
割合
りういん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りういん
(逆引き)
「
溜飮
(
りういん
)
が下がりましたぜ、親分、鼬小僧の逃げるのを承知しながら三輪の萬七親分に縛らせなかつたのは、錢形の親分一世一代の皮肉だ」
銭形平次捕物控:214 鼬小僧の正体
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
笑ひ茸の
企
(
たくら
)
みなども、最初はたつて止めましたが、命に別條のないことだからと説きふせられて、私に一世一代の
溜飮
(
りういん
)
を下げさせたのです
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「井筒屋重兵衞は
疝癪
(
せんしやく
)
で
溜飮
(
りういん
)
持だ。氣の毒だが金に不自由はなくなつても大福餅には縁がありませんよ。——淺ましいことに重兵衞は
骨董
(
こつとう
)
に
凝
(
こ
)
り始めた」
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
溜飮(りういん)の例文をもっと
(16作品)
見る
溜
漢検準1級
部首:⽔
13画
飮
部首:⾷
13画
“溜”で始まる語句
溜
溜息
溜飲
溜池
溜塗
溜間
溜涙
溜漉
溜場
溜桶