“誓詞”の読み方と例文
読み方割合
せいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それとも或る種の誓詞せいしであろうか。写真の乾板かんぱんでもあろうか。でも以前にはおよそそんなものを、彼女が持っている様子はなかった。
棺桶の花嫁 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と互の誓詞せいしいつはりはあらざりけるを、帰りて母君にふことありしに、いといたう驚かれて、こは由々ゆゆしき家の大事ぞや。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
開き西丸へ乘込のりこみの節は兩人とも五萬石の大名に取立らるゝ約束やくそくにて血判けつぱん誓詞せいしにぞ及びける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)