“乾板”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんぱん85.7%
たねいた14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それとも或る種の誓詞せいしであろうか。写真の乾板かんぱんでもあろうか。でも以前にはおよそそんなものを、彼女が持っている様子はなかった。
棺桶の花嫁 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この方は一層不思議なもので、密封した写真乾板かんぱんに色々な字だの図形だのを、念力ねんりきで感光させるというのである。
千里眼その他 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
窓に写真の乾板たねいたが乾かしてある。
チロルの旅 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)