“たねいた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
種板88.9%
乾板11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鏡面レンズに照して二三の改むべきを注意せし後、子爵は種板たねいた挿入さしいるれば、唯継は心得てそのちかきを避けたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
その種板たねいたと今度の写真の種板とが二重に焼付けられたとでもいうことではないか知ら、そんな馬鹿馬鹿しいことまで考えて、態々わざわざ写真屋へ使つかいをやって調べさせたが
幽霊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
窓に写真の乾板たねいたが乾かしてある。
チロルの旅 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)