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乾分
ふりがな文庫
“乾分”の読み方と例文
読み方
割合
こぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぶん
(逆引き)
就中
(
なかんづく
)
、将棋と腕相撲が
公然
(
おもてむき
)
の自慢で、実際、誰にも負けなかつた。博奕は近郷での大関株、
土地
(
ところ
)
よりも隣村に
乾分
(
こぶん
)
が多かつたさうな。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
不意にムックリと身を動かした
乾分
(
こぶん
)
の多市が、親分の危急! と一心に
掴
(
つか
)
み寄せた
道中差
(
どうちゅうざし
)
、
床
(
とこ
)
の上から弥助を目がけてさっと突き出す。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私の会つた結婚した女といふのは親分の
乾分
(
こぶん
)
の一人と結婚したのだが、ヤキモチ焼で亭主にクッつき通して放したがらないから
パンパンガール
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
乾分(こぶん)の例文をもっと
(43作品)
見る
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
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