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こぶん
ふりがな文庫
“こぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
乾児
45.9%
乾分
39.4%
子分
6.4%
乾兒
2.8%
乾漢
1.8%
児分
1.8%
古文
0.9%
小文
0.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乾児
(逆引き)
大和民労会の五六十名、河井徳三郎や高橋金次郎の
乾児
(
こぶん
)
なぞが血眼になったという面白い来歴があるが、古い話だからここには略する。
東京人の堕落時代
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
こぶん(乾児)の例文をもっと
(50作品)
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乾分
(逆引き)
不意にムックリと身を動かした
乾分
(
こぶん
)
の多市が、親分の危急! と一心に
掴
(
つか
)
み寄せた
道中差
(
どうちゅうざし
)
、
床
(
とこ
)
の上から弥助を目がけてさっと突き出す。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こぶん(乾分)の例文をもっと
(43作品)
見る
子分
(逆引き)
子分
(
こぶん
)
の者が二人、物々しくも縄を打って引いて来たのは地獄極楽人形の小屋に居る美しい木戸番、あの両国中へ桃色の
次高音
(
アルト
)
を
撒
(
ま
)
き散らしている、お倉だったのです。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
こぶん(子分)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
乾兒
(逆引き)
聞いているのは岡引の松吉で、その
綽名
(
あだな
)
を「丁寧松」といい、告げに来たのは松吉の
乾兒
(
こぶん
)
の、
捨三
(
すてさぶ
)
という小男であった。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
こぶん(乾兒)の例文をもっと
(3作品)
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乾漢
(逆引き)
素
(
もと
)
より田舎の事とて泥臭いのは
勿論
(
もちろん
)
だが、
兎
(
と
)
に角常陸から
下総
(
しもうさ
)
、
利根川
(
とねがわ
)
を股に掛けての縄張りで、
乾漢
(
こぶん
)
も掛価無しの千の数は揃うので有った。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
こぶん(乾漢)の例文をもっと
(2作品)
見る
児分
(逆引き)
しかもこの時、あのモリアーティ教授は、彼を拾って、重要な
児分
(
こぶん
)
にしたのだがね。
空家の冒険
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
こぶん(児分)の例文をもっと
(2作品)
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古文
(逆引き)
山城の賀茂は
社家
(
しゃけ
)
でいながら、賀茂村から比叡山の
水呑
(
みずのみ
)
に達する広大な領地をもって居り、一族の女たちは国学と
古文
(
こぶん
)
に凝りかたまって、みな独身で終ってしまう。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
こぶん(古文)の例文をもっと
(1作品)
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小文
(逆引き)
京都の
真葛
(
まくづ
)
ヶ
原
(
はら
)
西行庵に
小文
(
こぶん
)
さんといふ風流人がゐる。セルロイド製のやうな、つるつるした頭をした男で、そしてまたセルロイド製のやうに年中から/\笑つて暮してゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
こぶん(小文)の例文をもっと
(1作品)
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