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乾漢
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こぶん
ふりがな文庫
“
乾漢
(
こぶん
)” の例文
「途中でも女と道連れになんか成らないようにして下さいよ。よござんすか。私の
乾漢
(
こぶん
)
は何処にでもいますからね。ちゃんと見ていますよ」
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
素
(
もと
)
より田舎の事とて泥臭いのは
勿論
(
もちろん
)
だが、
兎
(
と
)
に角常陸から
下総
(
しもうさ
)
、
利根川
(
とねがわ
)
を股に掛けての縄張りで、
乾漢
(
こぶん
)
も掛価無しの千の数は揃うので有った。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
這
(
こ
)
んな事が有るだろうと思って、お前さんが身支度をしている
間
(
うち
)
に
乾漢
(
こぶん
)
を走らして道筋々々へ、先廻りして、身内の者に網を張らして置いたのよ。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
乾漢
(
こぶん
)
らしいのが、
大聲
(
おほごゑ
)
で『
一個
(
ひとつ
)
が
百兩
(
ひやくれう
)
にでも
賣
(
う
)
れるのなら、
賣
(
う
)
つても
好
(
い
)
い』と
言
(
い
)
ふ。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
“乾”で始まる語句
乾
乾児
乾坤
乾分
乾物
乾燥
乾酪
乾坤一擲
乾干
乾草