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真葛
ふりがな文庫
“真葛”のいろいろな読み方と例文
旧字:
眞葛
読み方
割合
まくず
90.0%
まくづ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まくず
(逆引き)
私は、山の方に上がってゆく静かな細い通りを歩いて、約束の、
真葛
(
まくず
)
ヶ
原
(
はら
)
のある茶亭の入口のところに来てしばらく待っていた。
黒髪
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
真葛
(
まくず
)
が
原
(
はら
)
に
女郎花
(
おみなえし
)
が咲いた。すらすらと
薄
(
すすき
)
を抜けて、
悔
(
くい
)
ある高き身に、秋風を
品
(
ひん
)
よく
避
(
よ
)
けて通す心細さを、秋は
時雨
(
しぐれ
)
て冬になる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
真葛(まくず)の例文をもっと
(9作品)
見る
まくづ
(逆引き)
京都の
真葛
(
まくづ
)
ヶ
原
(
はら
)
西行庵に
小文
(
こぶん
)
さんといふ風流人がゐる。セルロイド製のやうな、つるつるした頭をした男で、そしてまたセルロイド製のやうに年中から/\笑つて暮してゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
真葛(まくづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
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...
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