古文こぶん)” の例文
山城の賀茂は社家しゃけでいながら、賀茂村から比叡山の水呑みずのみに達する広大な領地をもって居り、一族の女たちは国学と古文こぶんに凝りかたまって、みな独身で終ってしまう。
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)