“血判”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けつぱん75.0%
けっぱん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血汐ちしほ先刻さきにはぎを伝ひて足の裏を染めたれば、が天井に着くとともに、怨恨うらみ血判けつぱん二つをぞしたりける。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
開き西丸へ乘込のりこみの節は兩人とも五萬石の大名に取立らるゝ約束やくそくにて血判けつぱん誓詞せいしにぞ及びける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
熊野牛王くまのごおうの誓紙は実にこのあとですぐ持ち出されたのであった。そして十三名が血判けっぱんした。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)