“けっぱん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
血判50.0%
血斑50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊野牛王くまのごおうの誓紙は実にこのあとですぐ持ち出されたのであった。そして十三名が血判けっぱんした。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
胸に丸い皮下溢血の血斑けっぱんをつけた二宮の細君の香世子が、窮屈そうに屍室の寝棺におさまって、眼をつぶっていた。
雲の小径 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)