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けつぱん
ふりがな文庫
“けつぱん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
血判
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血判
(逆引き)
血汐
(
ちしほ
)
は
先刻
(
さきに
)
脛
(
はぎ
)
を伝ひて足の裏を染めたれば、
其
(
そ
)
が天井に着くとともに、
怨恨
(
うらみ
)
の
血判
(
けつぱん
)
二つをぞ
捺
(
お
)
したりける。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
開き西丸へ
乘込
(
のりこみ
)
の節は兩人とも五萬石の大名に取立らるゝ
約束
(
やくそく
)
にて
血判
(
けつぱん
)
誓詞
(
せいし
)
にぞ及びける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何事
(
なにごと
)
に
因
(
よ
)
らず
改革奉行
(
かいかくぶぎやう
)
の
命令
(
めいれい
)
に
背
(
そむ
)
き
候
(
さふらふ
)
まじく、いづれも
杢殿
(
もくどの
)
手足
(
てあし
)
となりて、
相働
(
あひはたら
)
き、
忠勤
(
ちうきん
)
を
勵
(
はげ
)
み
可申候
(
まをすべくさふらふ
)
と、
澁々
(
しぶ/\
)
血判
(
けつぱん
)
して
差上
(
さしあ
)
ぐれば、
御年役
(
おんとしやく
)
一應
(
いちおう
)
御覽
(
ごらん
)
の
上
(
うへ
)
、
幸豐公
(
ゆきとよぎみ
)
に
參
(
まゐ
)
らせ
給
(
たま
)
へば、
讀過
(
どくくわ
)
一番
(
いちばん
)
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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