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取戻
ふりがな文庫
“取戻”の読み方と例文
読み方
割合
とりもど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりもど
(逆引き)
三十分ばかり夜風に吹かれて、
漸
(
ようや
)
く常の心を
取戻
(
とりもど
)
した金三郎は、何んか
知
(
し
)
ら英雄的な心持になって、元の自分の部屋に帰って行きました。
奇談クラブ〔戦後版〕:17 白髪の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
おかみは独で
肝煎
(
きもい
)
って、家を
近在
(
きんざい
)
の人に、
立木
(
たちき
)
を隣字の大工に売り、抵当に入れた宅地を
取戻
(
とりもど
)
して隣の辰爺さんに売り
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
以て近々に
取戻
(
とりもど
)
して遣はさん
而
(
して
)
又其方は家内にて
怕
(
こはい
)
ものは誰なるやと尋ねられければ五郎藏ハイ私しの
怕者
(
こはいもの
)
は番頭の久兵衞でござります毎度私しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取戻(とりもど)の例文をもっと
(10作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
戻
常用漢字
中学
部首:⼾
7画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取戻”のふりがなが多い著者
加藤道夫
イワン・ツルゲーネフ
徳冨蘆花
作者不詳
泉鏡太郎
山本周五郎
泉鏡花
豊島与志雄
野村胡堂