“大体”のいろいろな読み方と例文
旧字:大體
読み方割合
だいたい66.7%
たいてい19.0%
あらまし4.8%
おおよそ4.8%
だい/\4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそれなら尚更なおさらわたくし申上もうしあげることがよくおわかりのはずで、神社じんじゃ装置そうちもラジオとやらの装置そうちも、理窟りくつ大体だいたいたものかもれぬ……。
米「湯灌は大体たいてい家柄のうちではうちでするが、殊によるとお香剃こうぞりの時ふたを取ると剃刀かみそりを当てる時何うかすると顔を見ます事がござります」
いずれこれには仔細もござろう。お差し支えなくばそれらの大体あらましお明しくださらばはなはだ光栄
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「だいぶ久しく書いているようだが、まあいつごろ済むつもりかね。大体おおよそ
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
面部上下の境界きやうかいを基として正確にへば是等は頭巾の左右兩端に穿うがちたるものの如くなれど、大体だい/\の位置よりかんがふれば耳輪みみわを埀るる孔を示したるかともおもはる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)