“耳輪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みみわ75.0%
イヤリング25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこには三四人の客がいたが、その一人は耳輪みみわをした支那しな人の老婆で、それは孫であろう五つばかりの女の子の手を握っていた。
港の妖婦 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そこにはぼうし、かたかけ、ハンケチ、シャツ、膚着はだぎ耳輪みみわ、かみそり、せっけん、おしろい、クリーム、なんということなしにいろいろなものがまれた。
耳輪イヤリングなんかしてさ、汚ない手拭使つてるの、あれなアに? よう、何だらうね……」
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)