“装置”のいろいろな読み方と例文
旧字:裝置
読み方割合
そうち46.2%
しかけ38.5%
しつら7.7%
デザイン7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそれなら尚更なおさらわたくし申上もうしあげることがよくおわかりのはずで、神社じんじゃ装置そうちもラジオとやらの装置そうちも、理窟りくつ大体だいたいたものかもれぬ……。
二つの大鐘の上に小鐘が八つあって、綱を引くと最初に小鐘が鳴り、続いて大鐘に及んで行く装置しかけになっているのです。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
家は数十丈の絶壁にいと危くもかけづくりに装置しつらいて、旅客が欄にり深きに臨みて賞覧をほしいままにせんを待つものの如し。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
平太鼓タム・タムが聴える……。それを子守唄に、寝ればまた「一千一夜物語アラビアン・ナイト」を夢みる。バクストの装置デザイン、カルサヴィナが踊るシェヘラザーデの陽炎かげろう
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)