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しつら
ふりがな文庫
“しつら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
シツラ
語句
割合
設
51.5%
拵
12.1%
設備
12.1%
調
6.1%
七浦
3.0%
営
3.0%
据
3.0%
營
3.0%
装置
3.0%
補理
3.0%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
設
(逆引き)
聖壇の前には半円形の演奏台が
設
(
しつら
)
えてあって、そこに、ドミニク僧団の黒と白の服装をした、四人の楽人が無我恍惚の境に入っていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しつら(設)の例文をもっと
(17作品)
見る
拵
(逆引き)
車室
(
しやしつ
)
から
降
(
お
)
りたのは
自分
(
じぶん
)
一人
(
ひとり
)
だつた
彼
(
かれ
)
に、
海拔
(
かいばつ
)
二千
尺
(
じやく
)
の
峰
(
みね
)
に
於
(
お
)
けるプラツトフオームは、
恰
(
あたか
)
も
雲
(
くも
)
の
上
(
うへ
)
に
拵
(
しつら
)
へた
白
(
しろ
)
き
瑪瑙
(
めなう
)
の
棧敷
(
さじき
)
であるが
如
(
ごと
)
く
思
(
おも
)
はれたから、
驛員
(
えきゐん
)
に
對
(
たい
)
する
挨拶
(
あいさつ
)
も
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しつら(拵)の例文をもっと
(4作品)
見る
設備
(逆引き)
明王像も、女人のお出での場処にはすさまじいと云ふ者があつて、どこかへ搬んで行かれた。其よりも、郎女の為には帳台が、
設備
(
しつら
)
はれてゐた安らかさ。夜も、今宵は暖かであつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
しつら(設備)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
調
(逆引き)
「いや知らすべき
便
(
たより
)
がないとは、限り申さぬ。本石町の木戸
際
(
ぎわ
)
には、さだめし辻籠がいることでござろう。手紙を
調
(
しつら
)
え、辻籠の者に置き捨てにいたさすれば、念がとどかぬことはござるまい」
蘭学事始
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
しつら(調)の例文をもっと
(2作品)
見る
七浦
(逆引き)
それよりももっとひろいのは、北陸では
能登
(
のと
)
の
七浦
(
しつら
)
村などでいうネンガラウチで、ここでは村の
鎮守
(
ちんじゅ
)
の
御祭
(
おまつり
)
の日の遊びだが、西の方に行くとそれが子どものただの遊びとなっている。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
しつら(七浦)の例文をもっと
(1作品)
見る
営
(逆引き)
今は職人の数も少かった。そして幾分不用になった
空地
(
あきち
)
は庭に作られて、
洒落
(
しゃれ
)
た
枝折門
(
しおりもん
)
などが
営
(
しつら
)
われ、石や庭木が多く植え込まれた。
住居
(
すまい
)
の方もあちこち手入をされた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しつら(営)の例文をもっと
(1作品)
見る
据
(逆引き)
清潔な卓布をかけた長方形の
卓子
(
テーブル
)
が
据
(
しつら
)
えられて、短いカーテンに
掩
(
おお
)
われた食器棚や、戸棚や……そよそよと芝生を
撫
(
な
)
でて来る柔らかな風がそのカーテンの
裾
(
すそ
)
をなぶって、
椅子
(
いす
)
に
凭
(
もた
)
れていると
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
しつら(据)の例文をもっと
(1作品)
見る
營
(逆引き)
なし已に其議も調のひければ急に
本堂
(
ほんだう
)
の
脇
(
わき
)
なる座敷に上段を
營
(
しつら
)
へ前に
簾
(
みす
)
を
下
(
おろ
)
し赤川大膳藤井左京の兩人は
繼上下
(
つぎかみしも
)
にて其前に
控
(
ひか
)
へ傍らに天忠
和尚
(
をしやう
)
紫の衣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しつら(營)の例文をもっと
(1作品)
見る
装置
(逆引き)
家は数十丈の絶壁にいと危くも
桟
(
かけ
)
づくりに
装置
(
しつら
)
いて、旅客が欄に
凴
(
よ
)
り深きに臨みて賞覧を
縦
(
ほしいまま
)
にせんを待つものの如し。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
しつら(装置)の例文をもっと
(1作品)
見る
補理
(逆引き)
柱列の
間
(
あひだ
)
なる廣き處は、今税關となり、演戲場の中央には、板を列ね幕を張りて、假に舞臺を
補理
(
しつら
)
ひ、旅役者の興行に供せり。夜に入りて我は
試
(
こゝろみ
)
に往きて看つ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
しつら(補理)の例文をもっと
(1作品)
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