“いとなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
27.3%
18.2%
生活18.2%
9.1%
構成9.1%
活業9.1%
生業9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木立こだちを見れば沙門等しやもんら野辺のべおくりいとなみ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
なにいとなみのすさびなる——
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
奇異ふしぎなる新らしき生活いとなみに蛙らはとんぼがへりす。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
おほくは農人のうにん若人わかうど商家しやうかのめしつかひもあり、ひるはいとなみをなして夜中にまうづる也。昼のいとなみのあひ/\日に三度づゝ水をあぶ、猶あぶるは心々也。
處一たび定まれば、構成いとなみの力たゞちにあたりを輝かし、そのさまもそのほども、生くる肢體におけるに同じ 八八—九〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
これいかんとなれば縮を一たんになすまでに人のらうする事かぞへつくしがたし。なか/\手間てま賃銭ちんせんあて算量つもる事にはあらず、雪中に籠居こもりをる婦女等ふぢよらむなしくせざるのみの活業いとなみ也。
或村あるむらに(不祥の事ゆゑつまびらかにいはず)夫婦ふうふして母一人をやしなひ、五ツと三ツになる男女の子をもちたる農人のうにんありけり。年毎としごとさけの時にいたればそのれふをなして生業いとなみたすけとせり。