“構成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたちづく50.0%
いとなみ12.5%
こうせい12.5%
コンポジシヨン12.5%
フォーミュレーション12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが生活の内容を構成かたちづくる個々の意識もまたかくのごとくに、日ごとか月ごとに、そのなかばずつを失って、知らぬ間にいつか死に近づくならば
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
處一たび定まれば、構成いとなみの力たゞちにあたりを輝かし、そのさまもそのほども、生くる肢體におけるに同じ 八八—九〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
てい全體ぜんたいこと/\金屬きんぞくもつ構成こうせいせられ、觀外塔くわんぐわいたふ上甲板じやうかんぱん兩舷側りようげんそくはいふまでもなく、舵機室だきしつ發射室はつしやしつ艇員居室等ていゐんきよしつとう、すべて一種いつしゆ堅強けんきようなる裝甲さうかうをもつて保護ほごされて
此の心理的機微が、性格的興味と結びついて、人物の構成コンポジシヨンが生れる。これらの人物の排列と関係から主題の発展が行はれ、「魂のオーケストラ」が奏せられる。
演劇一般講話 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
たとえば鎌鼬かまいたちの現象がかりに前記のような事であるとすれば、ほんとうの科学的研究は実はそこから始まるので、前に述べた事はただ問題の構成フォーミュレーションであって解決ソリューションではない。
化け物の進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)