“年毎”の読み方と例文
読み方割合
としごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の烟(けむり)と埃(ほこり)とで、新しい東京は年毎(としごと)に煤(すゝ)けて行く。そして人も濁(にご)る。つい眼前(めのまへ)にも湯屋(ゆや)の煤突(えんとつ)がノロ/\と黄色い煙を噴出してゐた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
人知らぬ思ひに心を傷(やぶ)りて、あはれ一山風(ひとやまかぜ)に跡もなき東岱(とうたい)前後(ぜんご)の烟と立ち昇るうら弱(わか)き眉目好(みめよ)き處女子(むすめ)は、年毎(としごと)に幾何ありとするや。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
ラーポとビンドいかにフィオレンツァに多しとも、年毎(としごと)にこゝかしこにて教壇より叫ばるゝかゝる浮説の多きには若(し)かず 一〇三—一〇五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)