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賃銭
ふりがな文庫
“賃銭”の読み方と例文
旧字:
賃錢
読み方
割合
ちんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんせん
(逆引き)
わたくしは初め行先を聞かれて、
賃銭
(
ちんせん
)
を払う時、玉の井の一番賑な処でおろしてくれるように、人前を
憚
(
はばか
)
らず頼んで置いたのである。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
というは、
轎夫
(
きょうふ
)
として
担
(
かつ
)
げば、相当の
賃銭
(
ちんせん
)
を受ける一つの商売である。しかし壮丁として行くのは公利公益のために力を尽すのである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
ひつかゝりの
一
(
ひと
)
つは、現に彼の
眼前
(
めのまへ
)
に裸体になつてモデル臺に立つているお房だ。お房は、幾らかの
賃銭
(
ちんせん
)
で肉體の
全
(
すべ
)
てを
示
(
み
)
せてゐるやうな
賤
(
いや
)
しい
女
(
をんな
)
だ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
賃銭(ちんせん)の例文をもっと
(9作品)
見る
賃
常用漢字
小6
部首:⾙
13画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“賃”で始まる語句
賃
賃錢
賃銀
賃仕事
賃機
賃金
賃貸
賃訳
賃餅
賃料
“賃銭”のふりがなが多い著者
河口慧海
鈴木牧之
山東京山
三島霜川
新渡戸稲造
三遊亭円朝
永井荷風
田山花袋
芥川竜之介