“賃錢”の読み方と例文
新字:賃銭
読み方割合
ちんせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでもころまではさういふ仕事しごといくらもかつたので、賃錢ちんせん仕事しごとはじめるときらした唐鍬たうぐは刄先はさきたせる鍛冶かぢ手間てま
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
こゝを一應いちおう見物けんぶつするだけでも一日いちにちようしますが、入場にゆうじよう無料むりようであり、かさつゑあづかつてくれても賃錢ちんせんりません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
さつしけん孝心かうしんおこたなく夏秋なつあき枝豆えだまめ賣歩行うりあるき或ひは母が手業てわざたすけと成又は使ひにやとはれて其賃錢ちんせんもらうけあさゆふなの孝行かうかうは見る人聞人感じける然るに有日あるひ道之助は例日いつもの通り枝豆えだまめ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)