“賃訳”の読み方と例文
読み方割合
ちんやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それよりは其隙そのひまで内職の賃訳ちんやくの一枚も余計にして、もう、これ、冬が近いから、家内中に綿入れの一枚も引張ひっぱらせる算段をなければならぬ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
が、イクラ訳しなぐるツモリでいても、世間の賃訳ちんやくをするもののような無責任にはなれないのが二葉亭の性分であった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)