“入場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にゆうじよう20.0%
いれば20.0%
にふぢゃう20.0%
はい20.0%
はひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝを一應いちおう見物けんぶつするだけでも一日いちにちようしますが、入場にゆうじよう無料むりようであり、かさつゑあづかつてくれても賃錢ちんせんりません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
屋根も柱も蜘蛛くもの巣のように狼藉ろうぜきとして、これはまた境内けいだいへ足の入場いればもなく、がけへかけて倒れてな、でも建物があった跡じゃ、見霽みはらしの広場になっておりますから、これから山越やまごしをなさるかた
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それから後見こうけんけてもらうて、覺束無おぼつかなげにれい入場にふぢゃう長白つらねべるのもうれしうい。先方さき如何どうおもはうとも、此方こっち此方こっちで、おも存分ぞんぶんをどりぬいてかへらう。
新世界で キィノーを一つも信じずに入場はいつて
わがひとに与ふる哀歌 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)
ロミオ なんと、れいとほりに斷口上ことわりこうじゃううて入場はひったものか、たゞしはしにせうか?