“いれば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
義歯89.5%
入場5.3%
入歯5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上の前歯は二本を抜かし、後は全部義歯(いれば)であった。笑うと義歯が露出した。それが私には好もしくなかった。だがその眼は可愛かった。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
屋根も柱も蜘蛛(くも)の巣のように狼藉(ろうぜき)として、これはまた境内(けいだい)へ足の入場(いれば)もなく、崕(がけ)へかけて倒れてな、でも建物があった跡じゃ、見霽(みはら)しの広場になっておりますから、これから山越(やまごし)をなさる方(かた)が
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
長範は好(い)い物を納めた。だが、時期が少し早過ぎた。もつと齢(とし)をとつて、入歯(いれば)をする頃にしても遅くは無かつたのだ。弥勒は今だにぐづ/\してゐられるから。