“ぎし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ギシ
語句割合
岸44.4%
技師19.4%
羲之13.9%
崖8.3%
義士5.6%
義歯2.8%
技士2.8%
義子2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其(それ)が向(むか)う岸(ぎし)へ着(つ)いたと思(おも)ふと、四邊(あたり)また濛々(もう/\)、空(そら)の色(いろ)が少(すこ)し赤味(あかみ)を帶(お)びて、殊(こと)に黒(くろ)ずんだ水面(すゐめん)に、五六人(にん)の氣勢(けはひ)がする、囁(さゝや)くのが聞(きこ)えた。
三尺角拾遺:(木精) (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
技師(ぎし)は、わたしが望(のぞ)むなら、事務所(じむしょ)で仕事を見つけてやると言った。ガスパールおじさんも鉱山(こうざん)でしじゅうの仕事をこしらえようと言った。
羲之(ぎし)を学んで能書の聞こえ高かりし物徂徠(ぶつそらい)(荻生徂徠)の如きも過去にもあるにはあるが、良寛の如き美しき芸術性は具わらず、超凡というところまでは行かなかった。
良寛の書 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
 我と我が身を雲を突く山の切り崖(ぎし)からなげ出いて目に見えぬほど粉々にくだいてしまいたいほどじゃ。
胚胎 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
而(しか)して後(のち)に或(ある)義士(ぎし)の一撃(いちげき)に斃(たほ)れたりと書(か)かば事理分明(じりぶんめい)にして面白(おもしろ)かるべしと雖(いへども)、罪(つみ)と罰(ばつ)の殺人罪(さつじんざい)は、この規矩(きく)には外(はづ)れながら、なほ幾倍(いくばい)の面白味(おもしろみ)を備(そな)へてあるなり。
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
明日前歯を二枚削り取ってしまいますので、お婆さんのようになりますから、義歯(ぎし)が……いいえ、総入歯じゃございませんわ。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「源太郎や、絹子さんはね、隆鼻術と美眼術(びがんじゅつ)と義歯(ぎし)をしたくてお出(いで)になったんだそうですよ。説諭(せつゆ)をして下さいって伯父さんからお手紙が来ていますのよ」
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
技士(ぎし)のアミール氏は、元海軍下士官で潜水艦のり八年の経歴がある人だそうで、ぼくたちに潜水艦の操縦を教えるのは上手であった。
恐竜艇の冒険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
美しい義子(ぎし)と醜い姪と、この辺にも因縁が絡んでいそうです。