“鉱山”のいろいろな読み方と例文
旧字:鑛山
読み方割合
やま50.0%
かなやま28.1%
こうざん18.8%
カナヤマ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この一年の記念のために、最後の鉱山やまの鉱石をひろってきた。われわれ四人の遺骨だ。数もちょうど四つある。ひとつずつだいて帰ろうや」
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
鉱脈こうみゃくを探る時など、よく鉱山かなやまの山師などは、笛か鼓を持って行って、それを奏して金の有無うむを、うまくてるということだよ
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
けれどかの女はただ、六時にまた来ればアルキシーに会える、いまはちょうど鉱山こうざんへ行っているところだからと言っただけであった。
小黒部の出合いで、林道から分れる小道には、小さな標木が立って「小黒部鉱山カナヤマ道」とある。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)